家族の写真をちょろっと整理していた。
まだ例の津波が来る前の写真の数々・・・。

大槌の民宿の屋上に乗り上げた釜石の観光船でウミネコに餌をやりながら景色を眺めてる写真や、
釜石の港を暴れまわった挙句、市場前の岸壁に乗り上げた大型輸送船のあたりで子供が大きなアイナメを釣り上げた写真、
屋上の駐車場の直ぐ下まで津波が来た大槌のマストや、すっかり流され蓬莱館しか残らなかったキャンプを楽しんだ根浜海岸、
ホテルの社長が亡くなったらしい波板海岸での海水浴や
見る影もなくなった山田町の浦の浜と田の浜でのバーベキュー
一本松しか残らなかった高田松原でのまだ若かりし頃の砂浜での写真。。。。
海水浴のときはいつも寄っていた吉里吉里のコンビニでの写真とか。。。

いやぁ。。。きっついわ・・・・、まじで。

震災後急速に体調を崩して亡くなったおばちゃんの写真とか、
この惨状を見ずに直前になくなってよかったのかもしれないとおもえる義父との旅行写真＆etc


もう、釜石に宿泊することは
たぶん
二度と無いんだろうな。。。。
現地に泊まらずに墓参りやかみさんの親戚に顔を出すことはあっても・・。

親戚がみんな近くに住んでいて
それまで田舎っていうものをも持ってなかった自分にとって
釜石は　
本当に
暖かく迎えてくれた
田舎そのものだったよ。

ほんとうにどうも有難う。

そして

さようなら。