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思いついたことをちゃんと考えもせず思いついたままに書きなぐる2SC1969の裏面Blog
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震度6強で倒れちゃう住宅増加中。


知ってる方は少ないかもしれないけど。。。
最近の木造住宅(長期優良住宅適合だとして)でも震度6強くらいの地震で倒壊する可能性があるの。
去年の10月ごろに防災科学技術研究所で実際に行われた実験で見事に倒れちゃったし。。。

去年、表ブログにさわりだけ書いたけど、
建築基準法ってね、震度いくつ以上でも倒壊しないこと なんて基準はないんだよね。
あるのは「「数百年に一度の大地震で倒壊しない性能を求める」ってことだけ。

じゃぁそれって震度いくつのこと? って思うだろうけど、それはふれられてないの。

そもそも一般に使われている震度って気象庁が便宜的につかってる言葉が広がったもので、それと建基法は直接関係が無いのよ。

んでね、
そもそも気象庁が自庁基準でへんなパンフレットを出すからいけないんだけど、それには
●震度6強
耐震性の低い木造建物は傾くものや倒れるものが多くなる
●震度7
耐震性の低い木造建物は傾くものや倒れるものが更に多くなる。
耐震性の高い木造建物でもまれに傾くことがある。
なんて書いてあるのよね。。。

まぁ数百年に一度の地震で倒壊しないってのはたしかにそんな感じに思えるだろうなとは思うけどね。

でも実際は
見るからに倒れそうだわ・・・ってのがそこらじゅうに結構建ってたりするのよ。見かけは綺麗で今風だけど。

木造住宅の構造計算のやりかたでは壁倍率ってのが一般的に広く使われてるんだけど、これが実はくせものでね、昔みたいになんの変哲も無い総2階で6畳~8畳位の間取りを作っていくってのならこれでよかったんだけど、最近はこった複雑な間取りが多いでしょ?
なので菅柱もほとんど無かったり、スパンとばし過ぎたり、構造壁をバランス良くいれられなかったりするのよね。

で、そんなことを施主に話したところで、見栄えと変なこだわり重視な人が多いんで、結局そういう設計をしてくれるところに流れちゃうのよ。
こだわるポイントがチョットおかしいと思うんだけどなぁ。。。命に関わることにこそまず第一にこだわるべきなのにね。

で、仕方なく、そのご希望をかなえ且つ自信を持ってお勧めできるものにすると、例えば柱に一部鉄骨を使ったりなどなどの余計な出費が出てくるわけ。
こっちからすれば当たり前のことなんだけどね。強度を考えたら絶対必要だと思うもの。

でもね、
そんな鉄骨なんてもの無くても建築確認は通っちゃうの。
とりあえず壁倍率でね。
なので、そういう設計というか建築をする設計事務所兼建築会社に頼んじゃう人が多いんだよなぁ。。。

まぁ考え方色々だし、ましてやこんな時代だから少しでも安く上げたいって気持ちもわからんでもないけどね。
安全で安くしたいなら昔ながらの総二階にすりゃぁいいだけなのにそれは絶対イヤみたいだし。

まぁさ自身の命や財産のリスクと住宅価格をはかりにかけて個人の考え方でやりゃぁいいんじゃね?とは思うけどね。。

とりあえず、人のことを「暴利をむさぼる悪徳業者」みたいに触れ回るのだけやめてくれさえすればあとはどうぞご勝手に・・って感じかな。
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