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今日のクローズアップ現代は「犯罪”加害者”　家族たちの告白」って内容だったのね。

ようは　犯罪加害者の家族が味わっている現状とそれに対するケアの必要性についてなんだけど、今まで多くを語ることをせず、隠れるように生活せざるを得なかった人たちに焦点をあててたわけ。

例えば、
２０年近く前に川越グリーンパークなどで起きた連続幼女殺害事件の場合
犯人の父親は自宅処分後その代金を被害者達の家族に分配する手はずが完了したところで自殺をし、父親のすぐ下の弟は４～５社の役員だったのを辞し、更に下の弟は娘たちを守る為に離婚をした（娘の名字を妻の旧姓にするため）　とかね、

知人を口論の末殺害した人の家族の場合
もうすぐマスコミがきて物凄いことになるから子供のためにもそこを離れるようにとの連絡が入りすぐにそこを離れたが忘れものに気付き戻ったところ既に昼間のようにライトがたかれとても近づけなかった。。
幸い奥さんの勤務先の経営者が理解がありそこでかくまってもらうとともに、職を失うこともなかったが、学校からは暗に転校を求められ、子供の友達に挨拶さえさせてあげることも「不測の事態の責任を取れない」と許されず、そのまま逃げるように数回転校を繰り返した。
近所からはマスコミがかぎまわって迷惑したと苦情を受けるとともに、家の塀には人殺しの家と落書きされ、非通知での「死ね！」　「人殺し！」といった電話や、差出人不明の同様の内容の手紙の山も来たりした。
警察からは子供の情報が出回るかもしれないのでネットをよく観察するようにも言われた。。。と。

で、そういった加害者家族の支援活動を行う団体ができたらしいんだけど、一歩一歩模索しつつ活動を進めてる
ってなことと、加害者の家族叩きがネットのせいでエスカレートしてきてるってなお話だったのね。

でね、
こういった感じで番組を作ると、確かに可哀想だと思う。
罪を犯した犯人本人ではなく、ただ家族というだけで、今までの生活が１８０度かわり、お天道様の下　道の真中を歩けなくなり、陰に隠れた生活を「犯罪者の家族だとばれませんように・・」と祈りつつ怯えながら送らなきゃいけなくなったんだもの。
当人たちからしてみたら　あまりにも・・・　と、悔しく、また涙することもあるだろうとも思うよ。

でも。。。
自分が被害者の家族になったとしたら
加害者が許せないのは当然として、その家族がケアを受けつつ段々と元の暮らしを取り戻していくなんて、家族が加害者なわけではないと頭では理解できていても感情的に絶対許せないと思うんだよね。

亡くなった者は戻ってこないのに・・・、なぜ加害者の家族の生活を考えてなんかやるんだ？　なに被害者ぶってんだ！おまえらは加害者の家族だろ！こっちの生活が二度と元に戻らないのになに考えてんだ！！＠怒　　って絶対思うだろうなぁ。。。


まぁ・・、加害者家族のケアの必要　ってなことが取り上げられるようになったってのは時代が変わってきたってことなんだろうなぁ。　良し悪しは別にして。


よくさ、人を殺したんだから命で償えって言葉があるじゃない？
それで償えるんだったらいいんだけどねぇ。。
実際はそんなもんじゃ償えないんだよね。
死んで詫びろは当たり前、っていうか、それで初めてスタートラインであってさ、
償いにはまだまだ全然足りないんだよ。
だって、そんな奴が死んだところで、殺された人が帰ってくるわけでもなく、壊された生活も戻るわけではないんだもの。
ただぽっかりと空いた遺族の心のたった何分の１かだけ埋まるかどうか。。。
一生壊れた生活を・・・　失ったかけがえのないものに対しての空虚な思いを・・・　抱えて生きていかなきゃいけないのよ。。
さっき例で出した事件で加害者の親が自殺したってのは本当に悲しいことだとは思うけれども、被害者の側で自殺した者はきっとその何倍もいや何十倍もいるはずだと思うし。。

だからね、
あーいう作りで加害者家族の置かれてる状況に対し情を誘おうとしたところで、自分的には　可哀想だとは思うけど同情はできないな。冷たいかもしれないけど。

加害者の家族にわかってもらいたいのは
なんで自分たちがこんなめに。。。って思うだろうけど、被害者も日々同じ思いを、いや、もっと強い思いを抱えて生きてるってことかなぁ。。


しかしまぁなんつうか・・・
インターネットが悪者ってな感じに仕立ててたけどさ、もともとマスコミがしてきたことだろうに。。。
その辺に対する反省というか追求が思いっきり弱いのはなんで？って思うね。
そういうところにもなんつうか、作り手の作意が透けてどうもすっきりしない番組だったわ。。

追記
う～ん、思いを言葉に代えるのって難しい。。
なんか読み返すと言葉足らずというか。。。

ようはね、
加害者の家族も被害者の家族同様ある意味被害者だとは思うのね。
そんな境遇におかれなきゃいけないことになったのも含めて加害者の罪なのよ。
ただ、同情を求めてはいけないと思うわけ。純然たる被害者側と加害者側の被害者では同じ被害者でも立場は違うから。
立ち直るべく頑張るのはもちろん悪いわけではないし、世間の目に負けずに頑張って欲しいとも素直に思うけど、「こんなに苦しんでる・・」ってのを表に出すのは、そういう意図があろうがなかろうが自分的には認めにくい行為だってことかなぁ。

う～ん。。。書かなきゃよかったかなぁ。。どうもいま一つ上手く伝えられないわ。。

表Blogの解析見てたら、アムハラ語をお使いのPCからアクセスが。。。

いままでにもいろんな言語の方からアクセス頂いた事があったけど、アムハラ語は初めて。
っていうか、アムハラ語ってなんぞ？
無知なんで思わず検索しちゃったわ。
エチオピアの公用語だったとは知らなんだ。。。

また一つ　アクセス頂いた言語コレクション　が増えたわ＠喜